CeVIOのトークボイスに歌わせよう!シリーズの6回目です。
初めての方は、■こちらの記事■からご覧ください。
1フレーズ作ったら、タイムライン上の再生位置をオケに合わせます。
フリー版だけの現象かもしれませんが、タイムライン上で再生させると、フレーズの最後まで再生されず、尻切れトンボになる事が多々あります。
これは音素グラフ(LEN)を弄って音を伸ばしても、タイムライン上のアイテムの長さはそのまま変わらないので、音が伸びた分だけ、はみ出てしまう為です。
このような場合は、「速さ」バーを弄って「50」以外の値にセットして、別のセリフ(フレーズ)をクリック。
再び元のフレーズをクリックして「速さ」を「50」に戻して、別のフレーズをクリックすると正しい長さに調整されます。
また製品版では、再生位置を数値入力で指定できるらしいので、タイムライン上のドラッグ操作で合わせにくい場合に有効かもしれません。
セリフのタイミング調整 - CeVIO Creative StudioSユーザーズガイド
http://guide2.project-cevio.com/talktrack/talk_02
そんなこんなですべてのフレーズの打ち込みと位置合わせが済んだら、いよいよwavファイルに書き出します。
ボーカル用トラックの「S」ボタンを押してソロ状態にしてから、「ミックスダウンをWAV書き出し(M)」を実行します。
さらにUTAUの方も、WAVに書き出しておきます。
[Ctrl]+[A]で全音符選択後、再生して、[再生(L)]-[今聞いたのを保存(S)]を実行です。
CeVIOの音声とUTAUの音声をVocalShifterに読み込んで、調声するのですが、CeVIOとUTAUでは出力されるWAVファイルのサンプリングレートが異なるので、変換して統一しておきます。
SoundEngine等のwavファイルのサンプリングレートを変更できるソフトを使って、UTAUの方のWAVファイルを44.1kから48kHzに変換してください。
…最後まで書き切りたかったのですが、思いのほか長くなってきたので、ここで一旦区切りますm(_ _;)m
という訳で、次回「調声編に続きます」
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