CeVIO CS6とかボイスメイドプロジェクトとか…
近頃は、新しいCeVIO「CS6」がリリースされたり、ボイスメイドプロジェクトが発足したり、VoiceTextはソング機能のデモ曲を精力的に発表していたりと、色んな所で新しいムーブメントが巻き起こってる感じです。
【CeVIO CS6 ベータテスト本日より実施中!】
— CeVIOプロジェクト スタッフ公式 (@CeVIO_st) 2017年9月26日
『CeVIO Creative Studio』をより良い製品とするため、
皆様のご協力を賜われますと幸いです。 https://t.co/MGFnpqPkzy pic.twitter.com/EKJRkr4sZ1
待望のCeVIO CS6β版がリリースされました!
アクセント機能もさることながら、個人的にはトークボイスとソングボイスを古いものにバージョンダウンできる機能が、非常に気になります。
ささらさんは、最新の製品版の歌声がベストなのか、あるいはフリー版の歌声合成機能が追加された頃の、最初期の歌声がベストなのか、意見が分かれるところですが、フリー版のささらさんのソングボイスを、製品版のエディタで調声できるようになったら、色々とアツそうです。
さらに、トラック毎にバージョンを指定できるようにして、状況に応じて新旧切り替えながら歌ってもらうとか、夢と妄想が広がります(^ ^;
そして、動画音声の製作途中にCeVIOをバージョンアップしてしまうと、喋り方や歌い方が変わってしまい、調声のやり直しになってしまう悲劇も回避できそうですね。
本プロジェクトで紹介した学生型アンドロイド「青葉山子」さんの音声合成・音声対話用Live2Dモーションのサンプルです。 pic.twitter.com/5hgchfUUYm
— 東北大学ボイスメイドプロジェクト (@vmpmember) 2017年9月26日
一部のコアな音声合成ファンの話題をさらった、最先端のDNN(HMM+DNN?)音声合成を扱う、東北大学のボイスメイドプロジェクトです。
大学発のキャラとは思えないこの萌さ!素晴らしいですね(爆)
現時点では、もう一人のヒロイン?川内萌ちゃんのトークボイスが聴ける、ノベルゲームが公開されています。
フリーのDAWソフト「Tracktion」
ふみさんの影響で、私もすっかりTracktionユーザーになってしまってます(^ ^;
まだ殆ど使いこなせてませんが、とてもフリーソフトとは思えない、パワフルさと拡張性の高さです!
これまで使ってきた、REAPER(v0.999)やStudio One Freeに比べると、機能や操作感がかなり違う気がしますが、ふみさんがTracktionの解説動画を沢山公開してくださってるおかげで、迷うことなく安心して利用できそうです。
重ね重ねありがとうございますm(_ _)m
↑近いうちにアップできたら良いなぁと思ってるボカロ曲カバーをTracktionで編集中の図
↑ラックフィルターという機能がなんか凄い!の図
複数のプラグインをつなぎ合わせて、独自のフィルターを作ることができます。(さすがにこれは繋ぎすぎなのかもしれませんが…(^ ^;)
Tracktion5の方は、今のところ快調に動作してますが、今月になって無料公開が始まったTracktion6の方は何故かすぐCPUがオーバーロードしてしまうので、原因がわかるまで旧版を使う予定です。
Tracktion - Official Site
https://www.tracktion.com
Tracktion5を使ってみた(再生リスト)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLFJ3D5gWmZYlbaS9KMwOsZQdTU1cIIzBg
【CeVIO CS6】カッコ良すぎです!!!
こんなブログをやってるくせに、世間的に安い安いと言われ続けている「CeVIO」を未だに買えてない、万年経済危機状態の当ブログ管理人ですm(_ _;)m
私がこよなく愛用しているフリー版のCeVIO(現在は配布終了)でも十分凄すぎますが、現行のCeVIOはどんどん先に進んでいってるようです。
CeVIO CS6(Creative Studio V6)では、ついに待望のアクセント調整が実装されるそうです。
その1!【アクセント調整を実装!】ワンクリックでセリフのアクセントを変更でき、調整がより簡単になります。 pic.twitter.com/Sqbj0JlDc8
— CeVIOプロジェクト スタッフ公式 (@CeVIO_st) 2017年9月8日
この調整画面を見て、ふとこの動画のことを思い出しました。
こちらはこちらで、個人制作?ながら、物凄い技術力と情熱で、とても興味深いです!
何はともあれ、CeVIO CS6の登場で、長年の人類の野望にまた一歩近づいた感じです。
その2!【音素グラフが進化!】音の「高さ」を縦軸、音の「長さ」を横軸として1画面で調整でき、作業がより効率的になります。 pic.twitter.com/rlVEGJapCz
— CeVIOプロジェクト スタッフ公式 (@CeVIO_st) 2017年9月8日
音の「高さ」が縦軸で、音の「長さ」が横軸という、ピアノロールに近いインターフェースで、従来より直感的に操作できそうです。
音素グラフ全体が横方向に長くなってしまうというデメリットがありますが、アクセント調整機能が付いた事で、「PIT&LEN」調整が必要な場面が減るので、あまり問題にならないのかもしれません。
ベタ打ちで気に入らなければ「アクセント調整」をして、さらにこだわりたい人は「音素グラフ」でじっくり弄り回していく感じで(^ ^;
Sinsyで歌声合成
Sinsyを紹介したブログ記事の中で、私が以前アップしたカバー動画を紹介して頂きましたm(_ _)m
Sinsyを取り扱ったブログ記事自体、とても貴重な気がするので、2重のサプライズです(^ ^;
ありがとうございました!
そのほか、VOCALOIDやUTAUを含め、様々な歌声合成ソフトのレビューや解説記事があって圧倒されます。
歌声合成に興味のあるDTMerの方はぜひ覗いてみてください。
くろ州の合成音声備忘録
http://km4osm.blog.fc2.com/
魅惑のMoresamplerパート3
前回に続いて今回も、Moresamplerの魅力について語らせてください(^ ^;
【ブレスねつ造】
使いたいUTAU音源に、ブレス(息継ぎ)や、語尾息(吐息)が収録されていない時は、Mbフラグ等を使ってブレスをねつ造?してみましょう。
この例では、フレーズ「ぽつりぽつり」の前にある「- あ」がブレスモドキで、後ろにある「い」が語尾息モドキです。
ブレス「- あ」のフラグが「Mb100Mt0ME50Mo80」
語尾息「い」のフラグ「Mb100Mt-40ME0Mo0」
という感じになってます。
Mbを100にしつつあとは適当に合わせてますが、音源によっては、どんな値に設定してもブレスっぽく聴こえないこともあるかもしれません。
実際にどんな感じになるのかは、こちらの動画で確認してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=Z-KP3h2MaPk
【歌の強弱表現】
Moresamplerでは、LLSMに基づく?多彩なフラグによって、高度な声の鳴らし分けができるので、これを歌の強弱表現に使わない手はありません。
単純にノートの音量や、DAWのオートメーションで上げ下げするよりも、自然な強弱表現が期待できそうです。
生成時オプションのフラグ設定(ニュートラル状態)
「Mb40Mt-30ME40Mo20」
サビで一番盛り上がってる所のフラグ設定
「Mb-30Mt0Mo40g-3」
間奏の後で、優しく歌う所のフラグ設定
「Mb60Mt-40ME0Mo0g-3」
【声のモーフィング】
こんな使い方は邪道なのかもしれませんが、ロングトーンの中に別の母音を挟み込んで、オーバーラップを思いっきり長くとって、緩やかに音が変化するようにしてみました。
曲の最後の方にある「きっと はれるから~」の「ら~」の部分で使ってます。
KANRU HUA'S WEBSITE
https://web.engr.illinois.edu/~khua5/
魅惑のMoresampler
http://netcc.hatenablog.jp/entry/2016/09/05/230912
魅惑のMoresamplerパート2
http://netcc.hatenablog.jp/entry/2017/07/13/235501